「なぜ神液はすばらしいの?」
  鈴木弘一医博著

生長因子「寿元」は子宮筋腫を排出させたり固めたりする

第8章 婦人病
成長因子は子宮筋腫を排出させたり固めたりする

Q,
子宮筋腫や卵巣のう腫など婦人科の病気が、近頃増えてきましたね。このような病気に対して
   成長因子は効きますか。



A,
先ほど、幼児に対して、すばらしい威力をもつという話をしましたが、婦人科に大しても、そのつぎに
  よく効くと考えてよいでしょう。
  それは、成長因子を取り出す原料そのものが、大豆という名の植物性「卵子」でありまして、これは
  人間で言えば女性の卵子と子宮とを合わせたものに相当しますし、しかも、「発芽」という神秘的な
  力を発揮する時期に取り出されたものだからです。発芽は、女性で言えば「妊娠期」に相当しホルモン
  や酵素などの活動が活発になります。



Q,
子宮筋腫のできた婦人が成長因子を常飲したところ、筋腫が排出されたという愛飲者の例があり
  ましたが、どうしてそのようなことが起こるのですか。



A,
子宮筋腫は、子宮にあたる筋肉が腫れてできたものですが、一個だけのこともあるし、多数のこともあり、
  硬めで良性の腫瘍です。大きさも、小指頭大から小児頭大までいろいろあります。腫瘍のできる方向を
  みても、子宮の内側、外側、筋層内と三通りあります。

   成長因子を飲用して、筋腫が排出されたという例は、小指大程度の小さい筋腫で、子宮の内側にある
  場合に限ります。他のケースでは排出にはいたりませんが、筋腫が硬くなってそれより大きくならないの
  であれば、一安心です。
   それ以上の治ゆを期待している人、子宮筋腫をなにがなんでも完全に消滅させたい人は手術に頼る
  しかありません。しかし、手術では、いろいろの副作用などを心配しなければなりません。



Q,
筋腫を無理に体外に出さなくてもよいわけですね。


A,
筋腫がそれ以上に大きくならなければよいと思います。成人女性では、高率に(四人に一人)筋腫を
  持っているものです。長寿をまっとうした女性を死後解剖してみますと、筋腫が高率に発見されます。
  しかも、生前に症状なしで暮らしていた例が大半です。
  筋腫に大小があるということは、個人の抵抗力のちがいによって筋腫を「押さえ込んでいる力」にちがい
  があることを示しています。  



Q,
子宮筋腫はどうしてできるものでしょうか。


A,
現代医学ではよくわかっていませんが、私は肉類の多食にあると思います肉とは、動物の筋肉
  のことですね。筋肉(動物の筋肉)をあり余るほど食べていると、「筋肉の成分」が食べた人の体内
  で行き場に困り、人間の身体の中でも反応の敏感な筋肉、増殖しやすい筋肉(子宮の筋肉は妊娠
  すると大きくなる)である子宮の筋肉に集まりやすいのかも知れません。

  これは私の推論ですが、当たっています。筋腫を発生させるのも、筋腫を大きくさせるのも、肉食に
  あります。肉類(たんぱく質)の扱いになれた成長因子を大量に摂取することにより筋腫の発生や
  増大が防げたとしても不思議ではありません




Q,
すると、子宮筋腫の対策は?


A,
動物食とくに肉類をひかえることです。肉類を多食しますと、子宮筋腫を発生させるだけでなく、
  
すでに存在していた筋腫を増殖させることになるからですつぎに、成長因子の常用が効果的です。
  成長因子には、肉類の害、すなわち動物性たんぱく質の害を除く働きがあるためです。


子宮内膜症対策はガンの予防につながる

Q,
最近、子宮内膜症で悩んでいる人を多くみかけますが、どうして増えてきたのでしょうか。


A,
子宮内膜症も子宮筋腫の場合と同じように、肉類の多食が原因として考えられます。
  だだし、
子宮内膜症の場合には肉ばかりでなく、卵や牛乳などの多食にも気をつけなければ
  なりません。免疫機構の乱れが奥底にあると考えられるからです。



Q,
肉類の多食は子宮の筋肉を増殖させ、卵や牛乳などの多食は、子宮内膜を増殖させるのですね。
  そこのところがまだよくわからないのですが?



A,
ごもっともです。世界の医学者たちがまだ気付いていない真理ですから、わからなくても構いません。


Q,
そうおっしゃらないで教えてください。


A,
はい。それでは説明しましょう。ただし、その前に先ほど話した因果関係を整理しますと、
  つぎのようになります。

  (
1)肉類の多食は筋肉成分の摂取過剰を招き、筋腫をつくりやすい。
     
その典型例が子宮筋腫である。
  
(2)卵・牛乳・肉などの多食は、免疫機構を混乱させ、子宮内膜症を起こさせる。

   したがって、肉類の多食は、筋腫にも、内膜症にも共通の要因と考えられます。



Q,
免疫機構の混乱が子宮内膜症の引き金、というわけですか。


A,
はい。「子宮内膜症」とは、子宮内膜組織が、卵巣、腹膜、直腸、膣、手術巣などに増殖して、
  さまざまな障害を起こす病気です。

  原因としては、月経の逆流によって子宮内膜が移植されたもの、ガンのように転移によってできたもの、
  まわりの内臓が勝手に子宮内膜組織に変化したものなどの説があります。
  
私は、これらのいずれの説が正しいと仮定しましても、「免疫機構の混乱」すなわち
  
「免疫寛容(めんえきかんよう)」が共通の原因だと考えています。


Q,
おっしゃる意味がなんとなくわかるような気がしますが、新たに疑問がわいてきます。
  
「免疫寛容」なる語の意味もその一つですが?


A,
専門用語ですからむずかしいかも知れませんが、使った方が説明しやすいので使わせてもらいます。
   つぎに順を追って説明しますので、くり返し読んでください。

  
(1)卵、牛乳、肉などを多食したり常食したりすると、これらに対する「拒絶反応」として、
     リンパ球や抗体が体内にふえてくる。


    このことは、免疫機構が正常に働いている証拠である。このような現象が現われるということは、
    生体には自分の肉体(細胞)に近い性質の食物(たんぱく質・細胞)や細菌の摂取を避けようと
    する性質があることを示している。
 
    そこで、
このように回避しようとする生体の側の理由を以下にあげてみよう。

    
 @他の生物、たとえば細菌や寄生虫などの侵入を防ぐのに役立つ。
     A花粉のようなホルモンを含んだものの体内侵入を許すと、自分の体内のホルモンの調和を
       狂わせる恐れがある。
       花粉には花の「男性ホルモン」が含まれている。女性ホルモンは無病長寿をはかる性質を
       もっているが、男性ホルモンには長寿や健康を犠牲にして「瞬間の強さ」を発揮するような
       働きがある。
     B高等な食物(たとえば肉類)ほど、消化や代謝で内臓に負担をかける。
     C
肉・卵・牛乳などは自分の体細胞に近い性質があるので、免疫の混乱を生ずる恐れがある。


  
(2)なおも、卵・牛乳・肉などの多食をつづけていくと、あり余るほど増えた抗体やリンパ球によって
     激しい拒否反応(抗原抗体反応)を起こすようになる。

     「アレルギー性疾患」たとえば、気管支喘息、じんま疹、湿疹(アトピー性皮膚炎など)、花粉症
     などが起こってくる。
     このような現象は、幼時から肉類の多食をしている人ほど激しく表われやすい。

  
(3)更にひどくなると、こんどは外来性の抗原ばかりでなく内在性の抗原すなわち「自分の体内に
     ある自分の細胞」に対しても抗体の矛先は向けられ、攻撃するようになる。
     これを
「自己免疫性疾患」と呼ぶ。

     たとえば、攻撃が関節の細胞、組織に加えれたものが
多発性関節リウマチ、血小板に加えら
     れたものが
血小板減少性紫斑病、赤血球や造血組織に加えられたものが悪性貧血や再生
     
不良性貧血、筋肉に加えられたものが重症筋無力症、インシュリンやインシュリンをつくったり
     出したりする細胞に加えられたものが
T型糖尿病、肝細胞に加えられたものが劇症肝炎、精子
     や精子を造る細胞に加えられたものが
無精子症、脳細胞や脳組織に加えられたものが老人
     
性痴呆・・・・と数限りなくある。

     このように多くの現代病が含まれていることでもわかるように、文明食(肉・卵などを多食する)
     こそ危険この上ない食習慣である。

  
(4)最後に、免疫機構が疲へいするか、他からの抑制力が働いてきて、「免疫寛容」が強まってくる。
     そうなると、
自己免疫性疾患は下火となるが、こんどはガンエイズ(後天性免疫不全症候群)
     などが発病しやすくなる。実は、ガンになる前段階の体質から、子宮内膜症が現われるのである。

       


こんどはよくわかりました。子宮内膜症は「免疫寛容」があってガンになりやすい体質のときに
  起こりやすいのですね。



A,
そうです。免疫寛容があるために子宮内膜組織が子宮以外の組織に付着するだけで「生着」
  
しやすくなると思います。発生したガン細胞が亡びないではびこり増殖を開始したり、他の内臓
  へ転移するのと同じパターンです。

  免疫寛容がなければ、他の内臓から流れついてきた細胞や身体に害をおよぼすガン細胞などは
  生体にうけつけられないで排除されてしまうはずです。
  そこで、子宮内膜症は、ゆ着しやすい、出血しやすいなどの特徴があり、月経痛、月経過多、排尿
  痛、性交痛、不妊症などが起こりやすくなってきます。
  また、ガンも発生しやすい体質になっているので注意してください。



Q,
成長因子は肉食の害を除きますから、子宮内膜症の治療やガンの発生防止にも役立つと
  考えてよいですか。



A,
そのとおりです。


Q,
子宮内膜症で左の卵巣だけを切除した人がおりまして、生理がちゃんとありますが、
   子どもが欲しいというのです。出産可能ですか。



A,
もし、左の卵巣だけを切除して、子宮その他の組織に異常がないのであれば、妊娠可能だと
  思います。しかし、断定はできないので、主治医や専門の先生によく相談してください。
  しかし、その場合においても、成長因子の飲用をつづけると、身体のどこかにわずかに残って
  いると考えられる内膜組織を整理することになりますから、好結果が得られましょう。


子宮ガン、卵巣のう腫、卵巣ガン、胞状奇胎、悪性絨毛上皮腫などの予防や治療にも成長因子が役立つ

Q,
婦人病で、子宮内膜症に似た疾患であればみな成長因子が役立ちますか。



A,
子宮内膜症に似た疾患としては、子宮ガン、卵巣のう腫、卵巣ガン、胞状奇胎、悪性絨毛上皮腫などがあり、
   これらの疾患の予防や治療に成長因子が役立ちます。



Q,
子宮ガンと子宮内膜症の共通点を教えてください。



A,
子宮ガンには、子宮頚部ガンと子宮体部、子宮肉腫があります。
    頚部ガンは、子宮の入り口の方にでき、日本人に多いガンです。経産婦、多産婦、不潔な性行為者
   などに多いがんです。
    子宮内膜の一部がガン化して増殖したり、転移したりする姿は、子宮内膜症に酷似していると
   思いませんか。
    体部ガンや肉腫は、欧米人に多く、未産婦、不妊の婦人に多いガンです。
   肉食とは、動物の「筋肉」をたべていることを意味しますね。このように筋肉食をしている人に多いので
   成長因子によって肉の害を消すようにするとよいでしょう。
    体部ガンの患者は、肉食しているため、高血圧、肥満、糖尿病などを伴っていることが多いのです。
   



Q,
卵巣のう腫もそうですか。


A,
はい。卵巣のう腫には、さまざまな型がありますが、これらを要約しますと、つぎのようなでき
  かたが考えられます。

  (1)成熟した卵胞(卵子のもとになる組織)の中にある卵子が卵巣から飛び出せないで卵巣に
     残ってのう胞化した場合
  (2)卵胞が変性してのう腫になった
  (3)卵胞から卵子が飛び出したあとの瘢痕からのう腫が発生
  (4)卵胞の表面にある胚上皮が増殖した
  (5)卵巣の他の組織から発生
  (6)卵胞や胚上皮などが受精しないうちに何らかの刺激(たとえば肉食など)で分裂増殖を開始した。
     したがって、胎児組織の一部である毛髪や歯などが現われたりする

   このように、卵胞のう腫のできかたをみますと、
「免疫寛容」という共通の現象があって、細胞や組織
   の異常発生や増殖に寛大で、これをゆるしていることに気づきますね。これは、まさに子宮内膜症で
   みてきたものと一致します。



Q,
一口に卵胞のう腫と言いましても、いろいろなできかたがあるようですが、その根本にある「免疫寛容」
  は同じですね。しかも、それは体質に根ざしたものと考えるとよいですか。
  ところで、卵胞のう腫のできかたのちがいによって病気の軽重もちがってきますか。



A,
はい。成熟した女性では、身体内にある両側の卵巣の中から通常では交互に月に一回ずつ一個の
  卵子が飛び出してきますが、これを排卵と呼んでいます。
  この卵子は、成熟した卵胞から飛び出すわけですが、肉・卵・牛乳などを多食することにより組織が
  硬化したり、炎症などを誘発したりしますと、固くなり飛び出しにくくなります。
  このようにして残置された卵胞は、普通ではそのまま消退する運命にあるはずですが、これに
  「免疫寛容」が加わると、異常増殖を開始したりします。
  また、卵子が無事に飛び出すことができても、その傷あとから組織の異常増殖を開始する場合も
  あり、このときも免疫寛容があるためにこれを許しているのです。胚上皮からの増殖の場合も、前
  ガン状態をうかがわせる子宮内膜症に酷似しており、そこに免疫寛容が働いているものです。
  肉・卵・牛乳の摂取に気をつけなければならないことや成長因子の飲用が役立つ点は子宮内膜症
  の場合と全く同じです。



Q,
卵巣の他の組織から発生したのう腫も同じように考えてよいのですね。


A,
はい。本来は、他の組織のものが、卵巣内で発生したり増殖したりすることを許さないで制止する
  機構すなわち免疫力がなければならないのに、それが弱まって免疫寛容が現われてしまい、増殖
  を認めることになるというわけです。



Q,
卵巣や胚上皮が、受精もしないのに増殖を開始するのも同じ意味ととらえてよいですか。


A,
そのとおりです。免疫寛容の結果、そんな非自然的なことが許されるのです。


Q,
いずれの型の卵巣のう腫に対しても、成長因子の飲用は、よい影響をあたえると考えてよいですね。


A,
はい。卵巣のう腫ばかりでなく、卵巣ガンに対しても、同じことが言えます。
  
卵類を多食すると、その成分が摂取者の卵巣に集まってきて、卵組織の増殖の起爆剤となる恐れ
  があるから、これを成長因子が抑えるとよいのです。



Q,
すると、卵巣ガンも、卵巣のう腫とは紙一重ですね。


A,
そうです。卵巣ガンには、卵巣のう腫のガン化したもの、はじめからガン細胞が発生したもの、
  他の内臓のガンから転移したもの、以上の三つにわけられます。
  いずれの場合も、肉や卵などの摂取と関係が深いと思います。免疫寛容の存在を許したためのガンです。



Q,
胞状奇胎や悪性絨毛上皮腫も同じように考えてよいですか。


A,
予防や治療に変わりはありません。
  
  胞状奇胎は、妊娠したときに出現する絨毛上皮細胞が勝手に増殖し出して大小さまざまなのう胞が
  でき、ぶどうの房のような外観を呈する病気です。この絨毛が幼若化、すなわち悪性化して全身に
  ひろがっていくのが悪性絨毛上皮腫ですから、食習慣の改善と成長因子の常飲はよい影響をあたえます。





   

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