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新春随想「捨てるところに薬効?/2004.新春号掲載 退新春随想「伝統食文化の復活を」/2004.新春号掲載
新春随想「病気治しは出すことから」/2004.新年号掲載 新春随想「妊婦さんへの教え」/2004.新年号掲載
新春随想「食物アレルギー」/2004.新年号掲載 新春随想「おかげさまです ありがとう」/2004.新年号掲載
新春随想「顆粒球と新陳代謝」/2004.新年号掲載 ※「医食同源」より抜粋
 

新春随想「捨てるところに薬効?

沼田勇(日本綜合医学会永世名誉会長・医博)
玄米を噛み、寿元に感謝の皆さんには、癌も糖尿も無縁のもの、 のびのびとしたお正月を迎えられたことと、あらためて祝詞申し上げます。

米国上院議員のマクガバンの善意により、戦後の学童に一億ドルの粉ミルクのプレゼントを いただき、それを契機に興った牛乳のブームに対し、酪農家は妊娠中の牛からも搾乳をする べく工夫、骨粉混入穀物飼料によって成功。

ところが、妊娠乳には、エストロゲンやプロゲステロンのごとき女性ホルモンが高濃度に存在 することを山梨医大・佐藤章夫名誉教授が発見。これを常用すれば女児は早熟、男児は中性化。

狂牛以降の肉食とともに、癌と糖尿多発の原因ここにありとばかりに、欧米食に陰りを見せ始めた。
それと裏腹に、発芽玄米と豆類の抗癌、抗脂血症論が台頭してきた。

古来、日本人の食の構成は、不完全、または不とう白穀物と大豆が主で、後は野菜、海草の食文化 であった。開拓精神に富む西欧の宣教師や商人たちは、ケープタウンを経て、東方の地域に現れた。 その記録の中に日本人も出ており、 〈−日本は資源の乏しい国で、住民は粗末なものを着、上から下まで同じ粗末なものを食べているが 清潔で礼儀正しく、明るい健康な住民であるー〉と言ったことが、ローマのビヒズス会に記録に遣って いるとの由です。

幕末から明治にかけて来日の欧米人は、日本人は小さいが、驚くべき体力を保持し、癌と糖尿とノイ ローゼにならない人種であると記している。
ところが、幕末から白米が普及し、脚気流行時代となり、コレラの流行、さらに結核の国となった。帝 国海軍のごときは兵の脚気多発で大変苦労している。

日露戦争最後の戦場となった203高地の戦いでは、日本兵は脚気、露兵はビタミンC欠乏による 壊血病で戦争にならず、先に手を挙げた露兵の方が負けたということである。 大東亜戦争では、昭和十三年の正月から砂糖と甘味料がなくなり、二十三、四年ごろまでは、一般 国民は飢餓時の救荒食を思わせる食生活であった。
ところが、巷間、医師は老医と女医ばかり。だが、患者は激減し、例えば、一日虫垂炎が七件もあっ た病院が年間七件。小児のひきつけが毎日何件かあった病院が、年間一例もない。癌、糖尿もまた 皆無であった。ところが、平成十五年は、何と1620万人の糖尿。死亡診断書の三人に一人は癌と いうことである。

1954年(昭和29年)長野泰一、小島保彦博士の発見したものに(その3年後)、英国の医師がイン ターフェロンと命名した。これは、ウイルスの増殖を抑え、癌の増殖を抑えるので注目されるようになっ た。これは細胞内に常時存在しているわけではなく、ウイルスなどの刺激によってインターフェロン遺 伝子が発現し、糖蛋白のインターフェロンが合成され、細胞外に分泌される。
小島博士のさらなる研究では、漢方生薬七十余種の中で、約三十種はインターフェロンを誘発する。 南瓜(カボチャ)の種、はと麦、ウコン、どくだみ、さらに穀物の皮、果物の皮まずいと捨てるところに 多いとの由。
玄米や寿元の防癌作用や、その他の効能の理由の一つは、ここにあったようである。

「医食同源」2004年新春号掲載



新春随想「伝統食文化の復活を」

真弓定夫(真弓小児科医院院長)

光陰矢のごとし・・・私が医者になって五十年の歳月が過ぎ去っていきました。
その間、マスコミなどでは「日本の医療は進歩した」と報じていますが、果たしてそうでしょうか。

医療が進歩すれば、病気が減り、患者が減り、当然、医療費が減らなければおかしいはずです。
ところが、アレルギー疾患、生活習慣病など、戦前にはあまり見られなかった病気が増加の一途 を辿り、しかも低年齢化の傾向に歯止めがかかっていません。心の偏りに起因する異常行動や 犯罪が増えつづけているのも大きな問題です。

そのため、年間医療費は増加しつづけ、いまや三十兆円を突破しています。その上、毎年一兆円 ずつ増加するという憂うべき状況で国民経済を圧迫しています。果たして、その原因はどこにある のでしょうか。

私は、終戦(昭和二十年)以降の日本医療がマッチポンプに陥ったことに起因しているものと考え ています。マッチに火をつけて燃え上がった病気という焔を消すことに医療活動の大半が費やされ ているのが現状といえるのではないでしょうか。 そうではなくて、病気にならないためには、日本人としてどんなものを食べたらいいのか、どんな 衣料を身につけたらいいのか、どんな住居で過ごせばいいのか、どんな生活リズムを保ったらい いのか。そうした先人が営々と築き上げてきた優れた日本の伝統文化を取り戻すことが急務と いえます。そのうち、食文化について考えてみましょう。

戦後五十八年間における食の重大な誤りは、次の二点に集約されます。ひとつは、ごはんの摂取 量が減ったこと、もうひとつは、牛乳、乳製品、肉類など動物性食品の摂取量が急増したことです。

弥生時代に水耕栽培による稲作文化が定着してから、日本人の主食は米(ごはん)でありつづけ てきました。戦国時代の武将は一日に玄米五合(当時は二食)を食べていたといいます。

宮沢賢治は「アメニモマケズ」の中に「一日にスコシノ味噌汁ト野菜ト玄米四合ヲ食べ」と記してい ます。このごはんの摂取量が減ったことで、心身の健康が損なわれたのです。

さらに深刻なのが、動物性食品の過剰摂取です。ヒトの歯の構成から考えるとき、動物性食品一 の割合がもっとも好ましいのです。終戦前までは、この比率が適切に保たれていました。

終戦後、アメリカの武器としての食糧戦略によって、占領解除(昭和二十七年)後は、行政や大 企業の経済優先の誤った食糧政策によって、動物性食品の比率が大幅に増し、そのため、国民 の心身の健康が損なわれてしまいました。

いまこそ、終戦前の優れた伝統食文化を取り戻し、それを次代に正しく伝えることによって、明る い未来を築き上げていただきたいものと切望いたしております。

「医食同源」2004年新春号掲載




新春随想「病気治しは出すことから」

昇幹夫(元気で長生き研究所所長・医師・日本笑い学会副会長)


今年こそ病気と無縁でありたい・・・そう思うのだったら、熊本の水前寺に昔からある、この言葉を 実行することです。「病気治すには薬はいらぬ。体の毒を出せ、毒を出すなら水を飲め」。

今までいろんな毒が体内にたまっています。少々解毒剤を入れたってだめです。例えると、池に 毎日へドロがたまり、それは倍倍に増えていきます。三十日で、その池は完全にヘドロでいっぱ い、半分埋まるのは何日目?毎日二倍の早さでたまるとすれば、池が半分埋まるのは、ナント 二十九日目なんです。そのときに、やっと大半の人が気付くのです。

それが今のあなたですが、センサーが壊れて分からない。自律神経失調症なんて病名を付けら れいますが、まず出すこと。呼吸だって息を吐くのが先、電車も降りる人が先、消化管も入れるよ り出すのが先です。出す力が一番強いのが水、玄米、大豆の粉(寿元)、野菜です。長いこと消 化管の渋滞が続いて、そこで異常発酵が起こり、発ガン物質などが再吸収されます。

大事なものは、目に見えません。心、建物内のライフライン、植物では根です。それに相当するの が、人では腸。腸の中は見えませんけど、排泄物を見れば分かります。クサイということは、体内 で腐敗が起こっているということ。

日本人の宗教観は、かなりいい加減で、お坊さんがクリスマスケーキを持っていても誰も何も言い ません。この際、もう一つ増やして、週末は回教に宗旨替えしてみてはいかがですか。ラマダン (断食)をやるんです。自給率は倍になって、もっと健康になると思いませんか。

西洋医学でガンを治そうとしても、また再発するのはなぜ?ダイエット道場でせっかくやせたのに、 またリバウンドするのと同じです。あなたを取り巻く環境(ライフスタイル・食習慣・心の持ち方)が 変わらないからです。

世界的免疫学者、安保徹先生は、著書「免疫革命」の中で、ガンはあなたの無理がたたってなった 病気と言っています。ブレーキの壊れた車を運転した状態ということ。ガンの人は免疫力が低下して います。これを上げることが、治療です。ガンは、あなたの生活習慣が作ったものだから、自分で治 すものです。病院で治してもらうものではありません。ガンセンターの総長が歴代、ガンで死ぬのは なぜ?治ったのを見たことがないからです。

梅干の実物を見なくても、イメージしただけでも唾は出ますね。その自律神経は、イメージしただけ で体は反応します。あなたが元気で、好きなことを楽しそうにやっている姿を繰り返しイメージする。 そして、口に出して言います。「よくなる、よくなる」。すると、潜在意識に働いて、よくなります。 オリンピックのイメージ療法と同じです。

2003年四月、ガンの患者学研究所主催の「千百人集会」でガン闘病者千人に末期から生還した 百人は、暦を日めくりに代え、生活習慣を変え、食い改めたことが鍵と話ました。でも、一番お大き かったのは心。大阪の患者が言いました。「どんな薬より阪神が優勝したのが一番よく効く」と。
「医食同源2004年新年号掲載」




新春随想「妊婦さんへの教え」

七田眞(ニューポート大学日本校教授・七田チャイルドアカデミー校長)


最近は脳に障害を持って生まれてくるお子様が増えています。原因は妊婦さんが毎日何を食している かが大きく関わっているように思われます。

「胎児からの警告」(クリストファー・ノーウッド著-新評論者)という本を私が読んだのは二十年も前の ことです。この本に、有害の度合いを増している今日の環境が、生まれてくる子どもたちの脳障害を 起こす重大な要因であることが書いてあります。

今はどこにでも存在する食品添加物、排気ガス、水質汚染物質、放射線源などが、胎児に毒物として 作用し、遺伝的損傷になることを書き、ダウン症の発生率の増加なども警告し、気をつけないとますま す事態がひどくなるだろうと警告しているのです。

この本の警告通り、当時はまだ少なかったダウン症や自閉症、脳性マヒなどの障害を持つ子どもの、 保育園や幼稚園の入園率が増加しています。

私が指導する全国に四百教室ある七田チャイルドアカデミーのどの教室にも、脳の障害を持つ子ども たちの入室率が異常に増えています。

こういった事態を避けるためには、七田教室では胎教からご指導して、妊婦さんたちに正しい食物の とり方を学んでいただいています。妊娠中に妊婦さんが寿元をとると、胎児の脳が守られ、障害を持つ ことが少ないことなどを学んでいただくのです。

もう一つ、胎教コースで学んでいただくことがあります。それは、妊娠したと分かったら、母親、および 父親が、お腹の子どもに、その子の妊娠を両親が心から喜び、歓迎していることを伝え、「健康な赤ち ゃんで生まれてね」と胎児に伝えることです。

世にあまり知られていないことですが、胎児には、病気を自分で治す力があるのです。そこで、仮に 医師から胎児に障害があると告げられても、「あなたは病気を自分で治す力があるから、治してね」 とお腹の赤ちゃんに頼むと、実際にスッと治してしまうことがあるのです。

胎児には自分ばかりではなく、母親の病気さえ治してしまう力があります。だから、もし母親に病気 があるときは、「ついでに、それも治してもらうようにお腹の赤ちゃんに頼むと良いですよ」と胎教コ ースで指導させていただいています。

すると本当に、胎児が自分の病気を治したり、母親の病気を治したりしているのです。ついでに、 もう一つ。胎児に「生まれるときは自分の力で、スルッ、ポンと生まれてきてね」と頼んでおくと、 陣痛が始まって、本当に短い時間で、自分からスルッ、ポンと生まれてきて、妊婦さんも赤ちゃん も、とても楽な出産を経験することができます。これは、地上最強の七田式無痛出産法です。

妊婦さんに知っていただきたい知恵を少しばかり書きました。 (参考文献「新しい胎教」PHP出版)
「医食同源2004年新年号掲載」




新春随想「食物アレルギー」

前岡久運(前岡小児科医院院長)


本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

食への関心がますます高まる中、食物アレルギーも、かなり市民権を得てきたように思われます。 食品衛生法で「アレルギー物質を含む食品」として表示が義務付けられているのは、卵、乳、小麦 落花生、そばの五品目だけです。今回、虚偽の表示をしたとして関係者が書類送検された、プリマ ハムのようなケースは論外としても、五品目以外でアレルギー反応を示す人もいます。

そんな目で診ていると、乳幼児のアトピー性皮膚炎は、食物アレルギーのケースがあります。皮膚科 への受診する前に、小児科へ受診するようにしてください(特に、食物アレルギーを勉強している医師 がよいと思います)。

平成十五年七月に、秋田市と千葉の柏市で講演の機会を与えていただき、その内容の一部は「医食 同源」十月号と十一月号に載せていただきました。今回は、もう少し具体的なケースを紹介します。

Aさんは生後七ヵ月のときに、アトピー性皮膚炎で受診、一回目の検査で、卵白、牛乳ともスコア-四 点でした(卵白三点以上のときは、鶏卵もダメ)が、食事指導を実行してくれ、二ヵ月後には、すっかり 皮膚はきれいになりました(写真もありますので講演会でお見せできます)。

Bさんは十月号に紹介しているケースです(写真あります)生後五ヵ月のとき、一回目の検査では、 卵白一点、牛乳0点に近い一点でしたが、食事指導を実行し、卵、牛乳を控えたところ、皮膚はきれ いになりました。そこでもう一度、生後七ヵ月半ごろ、二日目の検査をしたところ、卵白三点、牛乳二 点と出ました(二点以上は陽性)。二回目の検査後、お母さんが「先生のことを信用して、付いてきて 良かった」と言ってくれました。

逆に、Cさんは一回目の検査で、卵白、牛乳が陰性のケースで、検査をしたばっかりに、お母さんは 大丈夫と思い込み、卵、牛乳を与え、アトピーがひどくなり、その後、日赤へ入院したそうです。日赤 の検査では、卵白六点、牛乳五点まで上昇したケースです(検査のタイミングは難しい)。 このケースは、一回目の後、食事指導が充分にできませんでした。今なら、AやBのケースの写真 を見せて説明できますが、それ以前の症状であったので、残念なことをしました。

アトピー性皮膚炎の場合は、生後三〜五ヶ月で検査をして、卵白、牛乳が陰性であっても、まだ 皮膚の症状がある場合には、生後六ヶ月過ぎてから、もう一度、検査をしてもらってください。 また、一回目の検査で卵白、牛乳が陽性であったケースでは、一歳を過ぎたら、もう一度、必ず 検査をしてください。そのときは、卵白、卵黄の両方の検査をするように。それは、卵白はまだダメ だが、卵黄なら食べても大丈夫というケースもあるからです。

卵、牛乳のほかにも、小麦やそば、米、大豆、エビ、ピーナッツ、ゴマなども、アレルギーの人が います。個々のケースは、いろいろです。秋から冬にかけて、肌がカサカサするタイプの小児は 牛乳および乳製品を控えてください。実際には、私は「一週間だけ、牛乳、乳製品を中止してテ ストしてごらん」と言います。そうしたら、本当に皮膚はきれいになるし、おまけに、それまで喘息 様気管支炎で咳のよく出ていた小児が、咳をしなくなったと喜ばれたケースもあります(同様の ケースは、多数経験しています)。 以後は、牛乳や乳製品の量を控え、回数を減らせばいいわけです。要は、疑った食べ物に関す るエピソードを、母親から上手に聞き出すことです。

食生活が乱れ、腸内環境が悪くなると、免疫活性が低くなり、アレルギーなども治りにくくなる 心配があります。また、抗生物質を飲み続けて、町内細菌のバランスが変化すると、アレルギー を発症しやすくなるという報告もあります。

普段から、食物繊維、発酵食品、オリゴ糖、さらには寿元食養を続け、アレルギーの予防や免疫 機能の増強に努めたいものです。
「医食同源2004年新年号掲載」




新春随想「おかげさまです ありがとう」

佐藤巳代吉(佐藤内科医院院長・医博)


九州のひなびた温泉に宿泊したことがあります。廊下の片隅に素焼きのお地蔵様が置いてあり 「両手を合わせて おかげさま」と添え書きしてありました。宿のオカミサンの作という。街にぶらり とでてみたところ、自然食品の店あり、民芸ムードの漂う町並みに心温まる思いがしました。小 店に入ると、そこにもニコニコと笑顔で合掌しているお地蔵さんの額があり「おかげさまです あり がとう」と書いてありました。日ごろ、私たちが使っている言葉ですが、お地蔵様の笑顔を見て、 深く味わいのある言葉に思えたのです。

私たちは、大自然から無限の恩恵を受けて、生かされているわけです。禅問答に「父母未生前 巳」という言葉があります。「あなたを産んだ父母がいるが、それ以前、あなたは何処にいたか」 という問答です。自分が今日あるのは、系図を十代さかのぼれば、千人以上の祖先との関わり があるといわれます。それらの人々の体細胞(DNA)が、私どもの体内に流れているわけです。

元気で今日の日を迎えられるのは、これらたくさんの祖先からの贈り物です。それを考えただけ でも「おかげさまです ありがとう」という気持ちが湧いてきます。

禅宗では、食事の際に「功の多少を計り、その来所を量る」という言葉を唱えますが、「食材が食 卓に運ばれるまでの、いろいろな人々のご苦労に感謝し、それが採れた所にまで思いを馳せて 頂きましょう」という意です。

現代は食物にあふれ、グルメに走り、食物を感謝して頂くという基本的な心を失いがちです。 食生活の乱れから、心も荒み、いろいろな社会問題や凶悪犯罪などを引き起こす誘因にもなり かねないことです。 コンビニのおにぎりやファーストフードより、母親の手づくりの温かいおにぎりの方が、はるかに 子どもの心や体を育てます。

今日も、温かい太陽から、私たちの生命を活性化する無限のエネルギーが絶え間なく降り注い でおります。太陽に向かい、感謝の合掌をしましょう。

百歳を迎えるまで元気にゴルフをなされていた塩谷先生の想念呼吸法をご紹介しましょう。 正座して呼吸を整え、呼気を臍下丹田に送り込み、「宇宙の無限の力が体内に満ち満ちている」 と想念し息を吐きます。現在、何らかの身体の不調、家庭、職場など、いろいろな問題を抱えてい る人々は少なくないですが、「念ずれば花開く」といわれるように「○○病は、すっかり治った。▲ ▲は、うまく解決した」というプラス思考を一心に想念(二十五回ぐらい)すると、やがてそれが現 実となります。

寿元は、生活習慣病の根源であるドロドロ血液をサラサラにし、細胞の新陳代謝を活性化します。 日常、感謝の心を忘れず、前向きの気持ちと希望を持って、今年も元気で過ごしたいものです。 ご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
「医食同源2004年新年号掲載」




新春随想「顆粒球と新陳代謝」

小笠原龍之助(明日の健康を考える会理事・薬剤師)


ここ数年のいろいろな解明されてきた健康情報の中で目を引くのは、何と言っても新潟大学大学院 医歯学綜合研究科教授安保徹先生の免疫学に関する内容だと思います。

皆様の中でも読まれた方は多いと思いますが、「未来免疫学」「絵でわかる免疫」「ガンは自分で治せる」 「免疫革命」など多数の著書の中で、新しい免疫に関する実証をなされた理論は素晴らしい内容である と思います。素人でも、自律神経系の支配と免疫の関係が納得できるように説明されています。

自律神経系には、交感神経系と副交感神経系があります。交感神経系から放出される神経伝達物質 アドレナリンを白血球(免疫力)の中の顆粒球が受け取る受容体を持っていること、逆に、副交感神経 系が放出する神経伝達物質アセチルコリンを白血球の中のリンパ球が受け取る受容体を持っている と言う事実は、素晴らしい発見であります。

つまり、交感神経系の興奮により、顆粒球も活発になります。活発になりすぎると、顆粒球が大量の 活性酸素を体内に放出することにより、ガンをはじめとした生活習慣病、高血圧、心臓病、脳血管障害 糖尿病など、現在多い病気の原因になります。

副交感神経系の興奮により、リンパ球も活発になります。活発になりすぎると、リンパ球が外部からの 刺激、異物に活発に反応しすぎるのが、アレルギー症状(喘息、花粉症、アトピー)などの病気の原因 になります。相互のバランスが大切であることも詳しく書かれています。

安保先生の著書の中で再確認させられた内容もたくさんありました。その中でも、ストレスと体を冷やす ことが、多くの病気の原因である事実です。ストレスを残さないためには、まずは睡眠時間を多くするこ と、体を冷やさないように食生活を心掛けることです。

顆粒球が多くなりすぎる原因は、細胞の生まれ変わる新陳代謝にも関係が深いです。顆粒球が正常に 働くためにも、代謝能力の強化は重要であることも、再認識させていただきました。

今年も、大豆の生長因子で代謝能力の強化をして、明るく元気に、笑顔でスタートしましょう。
「医食同源2004年新年号掲載」




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